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【新選組を行く】ゆかりの地 寿徳寺

新選組

NHK大河ドラマ「新選組!」最終回「愛しき友よ」にて、放送の最後に「新選組を行く」で紹介された寿徳寺に行ってきました。

この記事では寿徳寺のインフォメーションや実際に最寄駅から歩いたルート、ゆかりの地を巡った様子などをドラマの感想を交えながら写真付きで紹介します。

動乱の幕末。その歴史の一端を垣間見てはいかがでしょうか。

板橋の脇本陣に幽閉されていた近藤勇は、慶応4年(1868年)4月25日に処刑されました。死の直前に近藤が残した言葉があります。「快く受けん 電光三尺の剣 只まさに一死を将て 君恩に報いん」。本当の武士よりも 武士らしく生きた生涯でした。遺された妻つねは夫への愛を貫き56歳で亡くなりました。近藤の死を知らされていなかった沖田総司は、その安否を心配し続けながら近藤の死の2か月後、生涯を閉じました。原田左之助は幕府の彰義隊に加わって上野で戦死したとも、大陸に渡り馬賊になったとも言われています。近藤と袂を分かつことになった永倉新八は、新選組の慰霊碑を建てその功績を書に纏めました。斎藤一は新選組を支えた会津の人々と共に生き、後に新政府の警察官となりました。島田魁は剣術を教えながら新選組の屯所があった西本願寺の警備を務めました。そして土方歳三は近藤の意思を継ぎおよそ二千人の旧幕府軍の指揮官として北上、函館の五稜郭を目指します。土方は死の直前、写真館で田本研造に撮影を依頼。その写真を最年少の市村鉄之助に託し、故郷の佐藤彦五郎へ戦況を伝えるよう命じます。近藤の死の翌年、土方はついに銃弾に倒れます。奇しくも盟友近藤勇と同じ年齢でした。幕末の6年間を疾風の如く駆け抜けた新選組。彼らの一途な生き方は、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

NHK大河ドラマ「新選組!」 新選組を行く「新選組それぞれの道」

インフォメーション

寿徳寺

・入場料:無料
・住所:〒114-0023 東京都北区滝野川4-22-2
・開場時間:9:00-17:00
・休業日:なし

アクセス

・都営地下鉄三田線「新板橋」より徒歩9分
・JR「板橋」より徒歩13分

注意事項

公式HP

目的地までのルート

実際のルート(写真付き)
  • STEP1
    板橋駅

    西口から外へ出ます。

    板橋駅西口からの最短ルートは徒歩13分ですが、少し分かりづらいので分かりやすいルートで行きました(徒歩15分)。

    西口から広場に出たら、正面左のビルに近づきます。

    ビルの1階部分に「きらぼし銀行」がありますので、その右横を抜けてビルの後ろへ回り込みます。

    回り込んだら横断歩道の辺りに「松屋」がありますので、その手前で右折します。

    真っ直ぐ歩いて行きます。

    左側にクリーニング店が見えてきました。ここも真っ直ぐ進みます。

    左前に大きなビルが見えてきたら左に曲がり、カーブ道を歩いて行きます。

  • STEP2
    首都高速中央環状線 高架下

    高速高架下の横断歩道を歩いて向こう側へ渡ります。

    横断歩道を渡ったら右を向いて真っ直ぐ歩いて行きます。

    「滝野川六丁目」の看板。

    その看板手前で左折します。

    下り坂を歩いて行きます。

  • STEP3
    東京国際フランス学園

    左側に「東京国際フランス学園」が見えます。そのまま真っ直ぐ歩いて行きます。

    S字カーブを進みます。

  • STEP4
    観音橋

    S字カーブを抜けると緑色の橋が見えてきます。

    「観音橋」という橋ですね。この橋を渡ります。なぜ観音橋というのでしょうか。

  • STEP5
    谷津大観音

    橋を渡り切り、左を見ると大きな仏像が。「谷津大観音」です。だから観音橋だったんですね。

    しばらく観音様を見上げ、ふと目線を右に向けると…。道路の奥、つきあたりにお寺が見えました。

  • GOAL
    寿徳寺

    なんとか寿徳寺に辿り着くことができました。ゴールです。

寿徳寺

寿徳寺正面入口前。うっそうとした木々が本堂を覆ってますね。

ありました。「新選組隊長近藤勇菩提寺」の石碑です。

寿徳寺の境外墓地として板橋駅の近くに永倉新八が建てた近藤の墓があり、墓の管理や供養を行ってるそうです。

大河ドラマ「新選組!」の第28回「そして池田屋へ」にて、あまり注目はされないですが、私が好きな近藤と永倉のシーンがあります。

池田屋の戦いで藤堂平助や沖田総司ら主力が戦線から離脱する中、劣勢に立たされながら奮闘する近藤勇と永倉新八。

左手を負傷した永倉を見て「大丈夫か!?」と声を掛ける近藤。「これしき…!」と呟く永倉。

この呟きがカッコいいんですよね。そしてすぐに戦いに戻る二人。お互いに実力を認め合っているのが垣間見えて好きなシーンです。

これは先ほど境外で見た「谷津大観音」の説明ですね。正式な名称は「谷津子育観音(やつこそだてかんのん)」とのことです。

『寺伝では、鎌倉時代の初期、早船・小宮の両氏が主君の梶原氏と争い―』

梶原景時の梶原氏でしょうか。現在放映中の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、もちろん観ていますので反応してしまいました。

さて、中に入ってみましょう。現在16時過ぎ、閉場まで1時間を切っています。急がないと。

真言宗の開祖、弘法大師(空海)の像です。寿徳寺は真言宗豊山派の寺院ですので、像が建てられているのですね。

弘法大師の向かって反対側には「太平洋戦争戦病死者供養塔」が建てられていました。このお寺は鎌倉、平安、太平洋戦争と様々な歴史が垣間見えますね。もちろん幕末の歴史も。

本堂正面。金剛力士像とこれは…壺か窯でしょうか…?

本堂でお参り。

その他にも色々な像がありました。右の像は明らかに日本のものではなさそうです。

またドラマの話になりますが、第2回「多摩の誇りとは」にて、初めて会った永倉と近藤のやりとり。

永倉は近藤の父である近藤周助を「なかなかの人物」と褒めたり、人を斬ったことがない近藤を諭したりと、落ち着いた年長者の風格を出していました。しかし年齢を尋ねると永倉の方が年下であることが分かり驚く近藤と土方。

序盤のコミカルなやりとりは三谷ドラマの魅力の1つですね。驚いた時の近藤が面白い。これぞ「鳩が豆鉄砲を食らった」という顔してます(笑)。

その他ギャラリー

※画像をクリックすると拡大できます。

最後に

近藤勇と永倉新八。

偶然の出会いが、同じ場所で眠る同士になるなんて人の縁とはわからないものです。

それにしても…。

「新選組!」の好きなシーン多すぎ!

あらためてこのドラマの魅力を再認識しています。

いずれ、個人的に好きな「新選組!」のシーンランキングとか記事にしたいな…。人物別のランキングとか放送回のランキングとかもいいですね。

よし、またDVDを観なおそうっと。

とらせいでした。

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