テレビドラマシリーズ「孤独のグルメ」Season8 第九話で紹介された三燈舎に行ってきました。
この記事では三燈舎のインフォメーションや実際に最寄駅から歩いたルート、料理を食べた所感などを写真付きで紹介します。
誰にも気を遣わずものを食べる孤高の行為。是非ご賞味下さい。
インフォメーション
・ジャンル:南インド料理
・住所:〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-2
・営業時間:11:00-15:30/17:30-22:00
・定休日:月曜日
・東京メトロ「新御茶ノ水駅」より徒歩3分
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目的地までのルート
- STEP1新御茶ノ水駅
B5から外へ出ます。
- STEP2国道302号
神保町方面へ向かって進みます。西の方角ですね。
道なりに進んで行きます。この日は雲一つない青空だったので気持ちがいい~。
前方の茶色の建物が見えてきました。
黒い看板が出ています。見えますか?
「南インド料理」。ここで間違いない!
- GOAL三燈舎
到着です。「SANTOSHAM」…「三燈舎(さんとうしゃ)」です。
ふらっとTORASEI
白い外壁に赤い文字。シンプルですが異国の雰囲気が出ていますよね。
脇にはランチメニューが掲げられていました。…なになに。
どうやら3つのセット(A・B・C)から選ぶようです。
①日替わりの本日のカレーをご確認下さい
②A・B・Cセットをお選びください
Aセット 1つのカレー+ライス+★
Bセット 3つ全部のカレー+ライス+★
Cセット 3つ全部のカレー+ライス+★+サンバル(豆スープ)+ラッサム(トマトスープ)+パパド(豆せんべい)
③★=バトゥーラ(揚げパン)かドーサ(米と豆の発酵クレープ)をお選びください
せっかくなのでここは一番種類の多いCセットにしようと思います。★はドーサ(米と豆の発酵クレープ)にします。
…と意気込んだものの現在の時刻は10:30。
開店する11:00までまだ時間がありますので、もう少し経ってから来ることにします。
…25分後。
開店5分前。再来店すると4人ほど階段のところに並んでいたので私もスッと並びました。いいポジションに並べたんじゃないでしょうか。
店内はインドの曲でしょうか?ノリが良くそれでいて優雅なBGMが流れていました。こういう演出も気分を盛り上げてくれますね。
座席は全部で15席くらいなので「お一人様」は入口近くのカウンター席かと思いましたが、奥のテーブル席を案内して頂けました。ダンニャワード!
メニュー表(ランチメニュー)。外でも見たとおり、3つのセットがあります。
メニュー裏(オプションメニュー)。ほほう、お酒もありますね。
でも今はお昼ですし所用でこの後会社に行かなくてはならないので止めておきましょう。ドラマで五郎さんも注文していたラッシーにしておきます。
あ、そうそう。えーと… あれ? バナナがない? ”バナナ”とは「えびカレーバナナの葉包み」で、一番の人気メニューとドラマで紹介されていたんですよ。
そうこうしていると店員さんがオーダーを取りにきました。人気店なのでオーダー確認が比較的早いことは事前にネットで調べて予習済みでした。ここでモタモタして迷惑にならないよう速やかに注文します。
・Cセット+ドーサ(米と豆の発酵クレープ):1,200円
・バトゥーラ(揚げナン):300円
・ラッシー(ヨーグルトドリンク):200円
バナナの葉包み、今回は諦めましょう。もしあっても今の腹具合だとそんなに食べられそうにないですしね。
料理が来るまでの間、辺りを見回すと壁に、…あれはカレーの鍋?缶?
たしかドラマでも映っていた(天井から吊るされていた)ので印象に残っています。
さて、まず最初にきたのは「LASSI」ラッシー(ヨーグルトドリンク)です。
おお、確かにちょっと泡立っている…。ドラマで五郎さんも言ってましたね。
炭酸のようにシュワシュワとしていて、ヨーグルトの酸味が少し強いです。もちろんアルコールは入っていないでしょうけど少しお酒っぽさも感じました。このタイプのラッシーは初めて飲みましたが、炭酸好きなのでこれはこれで美味!
メインのミールスが来ました。デンッ!と乗っかってるのが「DOSA」ドーサ(米と豆の発酵クレープ)です。大きいですね。
食感がモチモチしていてそのまま食べても美味しいですが、やはりカレーと一緒に食べると一層味が引き立ちます。ナンとはまた違った味わいですね。カレーを乗っけたり、カレーに浸したりと楽しい~。
「BATURA」バトゥーラ(揚げナン)です。こっちも気になったので結局オプションで注文しちゃいました。
縦に挟まってる白いのが「PAPAD」パパド(豆せんべい)です。
そしてドーサの下にはライスと5つの器があります。
まず、右から。本日の日替りカレー3連発。
①「辛口マトンキーマと茄子」。
②「中辛ケララ・アンダ・カレー」。ゆでたまごです。
③「マイルドブロッコリーと紅くるり大根」。他が辛い分、マイルドに感じましたね。
ここからは定番。「RASSAM」ラッサム(トマトスープ)。酸味が強めです。
最後は「SAMBAR」サンバル(豆カレー)。完全に液体でカレーというよりスープみたいでした。やさしい味のスープです。
「豆せんべい」は塩気がありパリパリしています。えびせんっぽいかも。「揚げナン」はサクサクと思いきやしっとりとした食感で噛めばほのかな旨味と甘みが出てきます。
インド料理はこれまで何度か食べましたが、揚げたナンは初めてですね。
これらが合わさっての「サントウシャミールス」。ちなみにミールスは「定食」という意味です。
多種類の味が楽しめる贅沢!どう食べようか迷いますね~。
あれもこれもと味を楽しんでいるうちに、ライスを完食してしまいました。
まだカレーは残ってますね…。ここは当然ライスのおかわり!
そういえばドラマではおかわりのシステムが独特で面白かったんですよ。客側が「ストップ」と言うまで店員さんが1すくい…、2すくい…とゆっくり皿にライスを盛っていってくれるんです。
ホントなのか…?
半信半疑でライスのおかわりを申し出ると…、おお! まったく同じシステムで盛ってくれました。ドラマの五郎さんは3すくいでしたが、あえて3すくい目をスルー! しっかり4すくい目も盛ってくれてホントに止まらないので慌てて「ストップ!」と言いました。
なんて良いサービスなんだ、と感激しました。これでこのおかわりが無料なんですよ? 神システム過ぎますね!
『複数のカレーをごはんにかけてどんどん混ぜるのがおススメ!!』
メニューに書かれていた通り、最後は全部混ぜてしまいましょう。
ライスにカレーをどんどん混ぜる! 揚げナンも豆せんべいも混ぜる! 豆カレーも…、…とと、さすがに液体系は混ぜないか。勢い余って混ぜてしまいました(笑)。でも美味しいので結果良し!
その他ギャラリー
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最後に
食事を終え店を出ると、外は入店を待つ人が10人ほど並んでいました。お昼時とはいえ、さすが人気店。
初めての南インドのカレー定食、大満足でした。どうしても「カレー」=「辛い」という先入観を持ってしまいがちですが、このお店では辛味・甘味・酸味・塩気・旨味と様々な味を楽しめましたね。
日替わりメニューも豊富そうで、何度来ても新鮮な気持ちで「味わう」ことができるのではないでしょうか。
今度はぜひ「えびカレーバナナの葉包み」も食べてみたいなぁ~!
とらせいでした。
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