本ページはプロモーションを含む場合があります
本ページはプロモーションを含む場合があります

【新選組を行く】ゆかりの地 龍源寺

新選組

NHK大河ドラマ「新選組!」第5回「婚礼の日に」にて、放送の最後に「新選組を行く」で紹介された龍源寺に行ってきました。

この記事では龍源寺のインフォメーションや実際に最寄駅から歩いたルート、ゆかりの地を巡った様子などをドラマの感想を交えながら写真付きで紹介します。

動乱の幕末。その歴史の一端を垣間見てはいかがでしょうか。

近藤勇は天保5年(1834年)武蔵国多摩郡上石原村に生まれました。生家は戦前に取り壊され産湯の井戸が僅かに残っています。勇の兄、音五郎の子孫にあたる宮川豊治さんはその生家で生まれ育ちました。宮川家は広大な敷地を持つ豪農でした。生家の近くにある龍源寺。慶応4年(1868年)江戸の板橋で処刑された近藤勇の墓があります。寺のそばには勇が子供の頃遊んだ川が流れています。(宮川豊治さん曰く)『ここで亡骸を橋の袂で勇の親族、身内の人が皆迎えた。無言の対面をしたと。勇自身の気持ちも残念無念の気持ちの中に生まれ故郷に帰ったと、そういう気持ちがあったかと思いましたね。』

NHK大河ドラマ「新選組!」 新選組を行く「近藤 勇の故郷・調布市」

インフォメーション

龍源寺

・入場料:無料
・住所:〒181-0015 東京都三鷹市大沢6-3−11
・開場時間:24時間
・休業日:なし

アクセス

・JR「三鷹」よりバスで20分 「龍源寺」下車

注意事項

公式HP

目的地までのルート

実際のルート(写真付き)
  • STEP1
    三鷹駅

    南口から外へ出ます。

    JR「三鷹」よりバスで20分 「龍源寺」で下車します。

    「龍源寺」で下車するには「榊原記念病院/多磨駅」行のバスに乗ります。なので⑥番のバス停になりますね。

    バス停に行くには南口を出てすぐ左手側のB4エスカレーターを下ります。

  • STEP2
    小田急バス バス停⑥

    ⑥番のバス停です。ここでバスを待ちます。

    目的の「龍源寺」は15番目の停留所ですね。

    小田急バスが来ました。目的停留所までの運賃は220円です。

  • STEP3
    龍源寺 停留所

    バスの道のりは少し混雑していて信号も多く、「龍源寺」で下車するまで27分かかりました。

    バス停より少し先の横断歩道を渡ります。青信号のところです。

    横断歩道を渡ったら、前方右辺りに広場が見えます。そこが目的地です。

  • GOAL
    龍源寺

    龍源寺に到着しました。バス停降りてから徒歩1分と近いです。

龍源寺

龍源寺入口。奥に本堂が見えます。

左側に目をやると「六地蔵」、その隣には「近藤勇の胸像」がありました。

入口前にも様々な碑や石像があります。

「近藤勇と天然理心流の碑」です。
三鷹市では、近藤勇の慰霊剣道大会を毎年開催しているんですね。

「近藤勇墓所の碑」です。

「近藤勇の胸像」。
この胸像は近藤勇百年祭の時に造立されたそうです。

有名なあの写真とそっくりですね。これはかなり再現性が高いのではないでしょうか。

斜めからの雄姿。威圧感があります。近藤勇と対峙した幕末志士たちは震え上がったことでしょう。

それにしても顔が大きい…。近藤勇と言えば、自らのゲンコツを口に入れることができることでも有名ですが、納得です。

さて、門を潜って龍源寺の敷地内に入ります。

人気(ひとけ)はありませんが、しっかり手入れされた庭ですね。

龍源寺の本堂です。

本堂前にはイチョウの大木が対になって繁っていました。推定樹齢300年だそうです。幹もがっしりと太くて300年の歴史を感じさせます。

本堂付近で写真を撮っていると、親子で観光でしょうか、「近藤勇のお墓はどこにありますか?」と声を掛けられました。「確か本堂の裏です」と伝えると、本堂の裏手に歩いていきました。合ってるかな…? 不安になり私も後を追いました。

途中、竹林がありました。辺りはカラスも鳴いていて雰囲気ありますね。

先ほどの親子とすれ違い、お墓があったことを確認。向かって右から2番目が近藤勇の墓です。ドラマにも登場した妻のつねと一人娘のたまの墓も一緒にありました。

近藤勇辞世の句の碑。後の方に「快受電光三尺剣 只将一死報君恩」と刻まれてますね。ドラマでも紹介されていた一節です。

「快く受けん 電光三尺の剣 只まさに一死を将て 君恩に報いん」
誠に殉じた近藤勇らしい辞世の句だと思います。

局長のお墓参りも済んだのでバスに乗って帰りましょう。

…バスに乗車してしばらくしてから気づく。あ、近藤勇が子供の頃に遊び、またその亡骸を親族が迎えたという川と橋を見に行くのを忘れました…。ゆかりの地巡りは計画的に行いましょう、、、(反省)。

ちなみに「龍源寺」から歩いて行ける距離に、「近藤勇生家跡」もあります。

その他ギャラリー

※画像をクリックすると拡大できます。

最後に

「自らのゲンコツを口に入れる」で思い出しましたが、大河ドラマで近藤勇を演じた香取慎吾さんも同じことができ、劇中でも何度か披露していましたね。まさかそれがキャスティングの理由…??

(以降、大河ドラマのネタバレ含みます)

大河ドラマにおけるゲンコツを口に入れるシーンは、どちらかと言えば序盤のコミカルな状況で出てくるのがほとんどでした。

物語が進むにつれて、コミカルさは徐々になくなり、近藤勇も厳しい表情や悲壮感が漂う雰囲気になっていってしまいます。

いよいよ物語が佳境に入り、新政府軍に捕縛される近藤勇。板橋の民家に幽閉され、一人静かに座しているところに手毬(てまり)を追って、小さな女の子が偶然近藤の前に現れます。

自分の娘の面影もあるその少女に近藤は優しく微笑むも、表情を強張らせる女の子。すると女の子を怖がらせないように近藤はゲンコツを口に入れておどけて見せ、女の子は笑顔に…。

最後の最後にゲンコツシーンをこんな形で魅せてくれるなんて、三谷マジックですね。このシーンは本当に泣けて私のお気に入りです。

ゆかりの地を巡ることでドラマの名シーンも自然と蘇ってきますね。

とらせいでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました